横浜銀行様　導入事例～担保評価・契約書作成業務における生産性革新～

不動産担保物件の調査において、住所から地番を特定する際、紙の地図を見て地番を探していたほか、地図がない場合は法務局に電話で確認するなど、特定に時間がかかっておりました。
「ホームズMAP」は、地図に公図を重ね合わせて、住居表示と地番の相互変換が地図上で瞬時に確認できるシステムです。住居表示から地番への変換がワンクリックでできるようになり、地番の特定にかかっていた業務時間を大幅に削減することに成功しました。
また、大まかな土地の形は地図で把握することができるため、公図の取得数も減らすことができ、公図取得にかかるコストの削減にもつながりました。

従来は紙の登記情報をひとつひとつ確認しながら、物件情報を契約書に手入力していました。このため、手入力作業が負担となっていたほか、付記が多い場合には登記情報の判読に時間がかかり、判読ミスも発生、契約書を作り直すことも度々ありました。
「契約書自動作成システム」は「極力手入力をしない」ことをコンセプトとして開発されたシステムであり、登記情報はRPA機能によって手入力せずに契約書のフォーマットへ自動的に変換されることから、これまで課題だった手入力負担や判読ミス、手入力ミスがなくなりました。

これにより、システムから物件を選択するだけで、多くの契約書が入力された状態となり、時間の短縮はもちろん、事務作業の堅確性向上を実現することができました。